横浜地域ブログ「ｈａｍａ１」スタッフブログ

新宿ミラノ2で行われた、「スキヤキウェスタンジャンゴ」という映画の前夜祭に行ってきました。

この映画は、ベネチア国際映画祭の正式コンペに出品されたというすごい作品です。



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で、夜10時半から始まるこの前夜祭に、わたしがなぜ行ったかというと。。。

憧れの佐藤浩市さまのトークショーがあるからなんです！！！

2年くらい前にやってた、米倉涼子主演のドラマを見て以来、すっかり佐藤浩市さまのトリコになっているわたしは、生で彼を見れる滅多にない機会ということで、気合入りまくりで行ってきました！！

全部書くと長くなってしまうので、前後は端折りますね

まず、わたしの席は、前から3列目で、佐藤浩市さまのほぼ目の前。ここの席が取れただけでも幸運でした！

トークショーは、司会の女性と、三池崇史監督、佐藤浩市さまの3人で行われました。

夜なのでビールを飲みながら、、、というわけでビールが運ばれてきました。

銘柄はもちろんキリン一番絞り！CM出てますもんね～。

トークの内容は、最初のほうはほとんど三池監督が佐藤浩市さまとの馴れ初めや、この映画を作ったいきさつについてしゃべってました。

佐藤浩市さま、イメージ通り無口な方なのね。。。と思っていたら、途中からマシンガンのように話し出し、特に自分の映画観の話などになると、言いたいことがありすぎて話が止まらない。やっぱりかなり映画にはこだわりがあると見えました。

この日、スタッフdaiさんにこの前夜祭に行く話をしたときに、「佐藤浩市ってなんであんなに無名の映画に端役で出演することが多いんでしょう？もっと役を選んだらいいのに！」みたいな話をしていたのですが、その謎が、このトークショーで解けました。

「観客を楽しませるためには、まず演じている自分たちが楽しまなければいけない。評論家の人たちが酷評しようとも、いい映画はやっぱりいい。」

自分が演じていて楽しい役を選んでいるというわけなんですね。やっぱり一流の俳優さんの言うことは説得力がありますね！

あと、共演の伊藤英明さんがベネチアで上映された後に舞台裏で号泣した話や、桃井かおりさんが撮影中には死ぬほど嫌いになるけど、やっぱりすごい女優さんだ、みたいなことも三池監督が話してくれました。

すごく驚いたのが、この映画にはクエンティン・タランティーノが出ているんですが、出演料が200万円という破格の値段だということ。三池監督もタランティーノ作品にちょい役で出演しているので、お友達価格ということですね。この映画の出演料の話をするときに、通訳の人が2桁多く間違えてしまって、2億円で話がついてしまったらどうしよう、と相当焦ったそうです。かなり笑えました。

それから、佐藤浩市さまが過去に撮影中に生死にかかわるようなものすごい事故を起こしそうになった話もしてくれました。俳優さんって大変なんですねぇ。

佐藤浩市さまのこの日のお召し物は、グレーのTシャツにジーンズ、頭にはバンダナ（ニットキャップ？）でした。47歳か48歳くらいだと思うのですが、とてもそんな年に見えないくらい若々しかったです。話すときの表情がくるくる変わって、とても愛嬌のあるお茶目な人でした。テレビや映画で見るときよりもすごく親しみやすい感じの人でしたよ！

三池監督は、わたしはこの日初めてこの人の存在を知ったのですが、俳優さんかと思うほどかっこいいおじさまでした。話もとても楽しくて、監督＝気難しいというイメージを払拭されました。

肝心の映画については、お二人とも言っていたように、人によって好き嫌いがかなり分かれると思います。佐藤浩市さまが、その日の朝に某双子の評論家が酷評していたのをテレビで見たそうですが、好きな人は好きな映画だと思うので、興味のある方はぜひ映画観に足を運んでみてください。横浜ではみなとみらいの109シネマズでやってるみたいですよ！

10時半にトークショーが始まって、12時過ぎから上映、2時半くらいに会場を出て、始発まで時間をつぶし、帰路につきました。

佐藤浩市さまが目の前にいたのがなんだか夢のように思えます。また近くで見る機会があるといいな！

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